満足度 ☆:最高 ◎:とても良い ○:良い △:普通 ×:いまいち
※私の好みなので他の方が満足できるかどうかは??
| 2007年 |
| タイトル | あらすじ/感想 | 満足度 |
| アヒルと鴨のコインロッカー |
(あらすじ) (感想) |
◎ |
| 2006年 |
| タイトル | あらすじ/感想 | 満足度 |
| 終末のフール | (あらすじ)あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。;2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか?
傑作連作短編集。 (感想)8編の連作短編集で、話によってはおもしろいと感じるものがあれば、う〜ん?というものもあり・・。最初はペースよく読み始めたのですが、途中、伊坂本では初めて止まってしまいました。3年で世界がなくなるという状況が何かピンと来なかったのかもしれません。 おもしろいと感じる本は、自分もその世界に入り込んでいたり、登場人物に共感したりすることが多いですが、この本は出来事として外から眺めてしまっていた・・そんな感じかな(好みの問題でしょうね)。 |
○ |
| グラスホッパー | (あらすじ)「人は誰でも、死にたがっている」「世界は絶望と悲惨に塗れている」でも僕は戦おうと思うんだ。君との記憶だけを武器にして―待望の書き下ろし長編。第132回
直木賞候補作。 (感想)殺し屋・・押し屋に自殺させ屋と本当にそんな人間が裏社会にはいるのかもしれない。それぞれのつながり、怖いようでおもしろくもあり、不思議な内容でした。 |
◎ |
| チルドレン | (あらすじ)こういう奇跡もあるんじゃないか? まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作! (感想)これもまたタイトルから想像する内容とは違っていました。主な人物となる陣内さん、側にいたら疲れそうな一見、嫌なヤツに感じるのですが、彼は本当にいいです! 彼の性格・・人間性?は持って生まれたものでしょうね。 |
☆ |
| 死神の精度 | (あらすじ)ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に…様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。
「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。『オール読物』等掲載を単行本化。 (感想)すごくよかったです!タイトルから想像するイメージとは少し違っていました。死神がまもなく死ぬ予定の人間を確認しにいきます。死をテーマにしながら暗い感じではなく、人の気持ち・・を感じるような、考えさせられる内容でした。 |
☆ |
| 重力ピエロ | (あらすじ)半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続放火事件と謎の落書き、レイプという憎むべき犯罪を肯定しなければ、自分が存在しない、という矛盾を抱えた春の危うさは、やがて交錯し…。
(感想)テーマがあまり好きではないせいか、前半はそんなにはまってなかったのですが、春と兄の関係、そして父、なんだかよかったです。 最後は涙がジワーッと出ました。本の終わり頃に父が春に言った言葉(目をぱちぱちとする癖のこと)、よかったですね。 |
◎ |
| 陽気なギャングが 地球を回す |
(あらすじ)成瀬(リーダー)は嘘を見抜く名人、さらに天才スリ&演説の達人、紅一点は精確な体内時計の持ち主――彼らは百発百中の銀行強盗(ギャング)だった……はずが、その日の仕事(ヤマ)に思わぬ誤算が。逃走中に、同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯と遭遇。「売上」ごと車を横取りされたのだ。奪還に動くや、仲間の息子は虐め事件に巻き込まれ、死体は出現、札付きのワルまで登場して、トラブルは連鎖した!
最後に笑うのはどっちだ!? ハイテンポな知恵比べが不況気分を吹っ飛ばす、都会派ギャング・サスペンス!
(感想)銀行強盗という普通にありそうな事件を起こすわけだが、単なる強盗ではない。そんな彼らひとりひとりの思いや行動、楽しめました。 |
◎ |
| オーデュボンの祈り | (あらすじ)コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている"荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる! 第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作。 (感想)最初から引き込まれた。というのも、その理由はカカシにある。カカシがいきなりしゃべるなんて、普通、そんな展開は考えられない。それが奇をてらっているようで、でも、不思議な魅力を感じ、どんどんひきこまれていった。 |
☆ |
| ラッシュライフ | (あらすじ)泥棒を生業とする男は新たなカモを物色。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場−並走る4つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき時代の寓話の幕が、今あがる。 (感想)数人のストーリーがそれぞれ進んでいき、どこかで結びつくことは多いが、この本の中に存在するストーリーは本当に多い。それらが結びつくなどとは考えもしなかったものまで、最後には関係していたとわかっていき、それが不自然ではなく、そのつながりがおもしろかった。 |
◎ |